一般的な家屋の解体工事の流れをご参考になればとまとめて見ました。
1.現場調査
電話でもおおよその見積もりを出す業者もいるようですが、やはり現地を調査しないと、より正確な費用を出すことができません。
最近、話題になっているアスベスト等素人でわからないこともよくあるからです。
また、搬出時の経路や解体の際の様々な問題点などもその時に判明します。
極力、お立会の上、建物内部を見せていただけること重要なことですので、協力していただくことも大事なことです。
2.見積書ご提出・ご契約
現地調査に基づき、見積書を提出してもらい、ご確認・納得して頂いたら、契約となります。
◎市役所によって違いますが事前に解体の内容を書類で提出することがが義務つけられています。
内容を確認して作成・提出するか、委任するようにしてください。
事前準備作業
3.近隣挨拶
実際に解体工事が始まると、近隣の皆様にはご迷惑をお掛けすることになります。
もちろん業者もしますが、近隣の方にご挨拶しておいたほうが万全でしょう。
4.引込配管、配線の撤去の手配
電気・ガス・水道の閉栓の手配、トイレの汲み取り等がある場合は事前に業者に依頼して処理しておきましょう。
本工事
5.足場養生の組立
解体工事は、高所での作業が伴うため、まず、足場養生の組立を行います。
その際、シートや防音シートをかけ、騒音やホコリを防ぎ、近隣の方のご迷惑を最小限にするようにしますからご安心ください。
6.工作物等の撤去
建物から手作業で撤去できるものを撤去します。
たたみ、サッシ、断熱材、建具、瓦、内部造作、住宅設備機器、石膏ボード、不要品（タンス・衣類など）
7.建物本体の解体
壁、屋根、梁、柱などが残った上屋を解体し、基礎を掘り起こし撤去していきます。
ほこりが飛ばないように、水をまきながらの作業となります。
8.廃材の分別・収集・搬出
現場で廃材を木材、鉄、プラスチック、コンクリートガラなど分別を行います。
細かなものは手作業で分別をしながらの作業となります。
9.地中の確認
解体終了後、廃材が地中に残ったりしていないか、その下にコンクリートが入っていないか、調査・確認します。
10.整地
地面を平らに整地します。
駐車場にする場合は砕石などを敷いたり、アスファルト塗装を施します。
11.工事完了
工事完了です。
可能であれば残存物がないか立会い確認したほうが良いでしょう。